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更新日時:2025年3月28日

お風呂のリフォームで快適なバスタイムを実現! 費用や施工の流れ、コストを抑える方法についてわかりやすく解説

アイキャッチ画像

「古くなった浴室をリフォームしたい」「最新のシステムバスにしたらどう変わる?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、お風呂のリフォームを検討している一般家庭や施設向けに、リフォームの種類や費用、補助金活用のポイントまで詳しくご紹介します。

リフォームするタイミングのお風呂の画像

お風呂を使い始めてからおおよそ15年から20年が経った頃が、リフォームを考える目安とされています。
この期間を過ぎると、カビなどの汚れが目立ちやすくなったり、床や土台が腐ってしまうことがあります。古い設備を使い続けていると、水漏れが起きたり、汚れがたまりやすくなるだけでなく、省エネにもなりません。

新しい設備に変えることで、より安全で快適に使えるようになり掃除も簡単になります。早めにリフォームをすることで、最終的に費用を抑えることができます。
ただし、工事中はお風呂に入れなくなることや、リフォームに費用がかかることをあらかじめ理解しておく必要があります。

システムバスと在来工法の浴室の比較画像

お風呂のリフォームには主に「システムバス(ユニットバス)」「在来工法」の2種類があります。それぞれの特徴と違いについて説明します。

システムバス(ユニットバス)

システムバス(ユニットバス)は、工場であらかじめ作られた一体型の浴室設備です。アクリルや樹脂などの素材が使われており、水漏れしにくく、掃除も簡単です。
たとえばタカラスタンダードLIXILの製品は、耐久性とデザインが優れていると評判です。施工がスムーズで、時間も短縮できるのがメリットです。

在来工法

在来工法は、現場で一からお風呂を作り上げる方法です。タイル張りやモルタル仕上げで、自由なデザインが可能です。
この方法はカスタマイズ性が高く、既存の建物に合わせたリフォームができます。ただし、工期が長くなり、費用が高くなることもあります。ホテルなどで特殊な形や広い浴室が希望される場合には、在来工法が選ばれることが多いです。

お風呂のリフォームにかかる費用は、工事の内容や方法、設備の種類によって大きく変わります。

システムバスを設置する費用

一般的なシステムバス(ユニットバス)の画像

システムバス(ユニットバス)の設置費用は、総額50万円〜160万円が目安です。以下のような内訳になります。

本体価格:40万円~150万円

選ぶメーカーやグレードによって価格が変わります。断熱性能が高いものや、浴槽の素材にこだわったものは費用が高くなる傾向があります。
標準的なモデルは80〜120万円程度ですが、130万円以上の高性能な製品には、自動洗浄機能や浴室暖房乾燥機などの便利なオプションがついていることが多いです。

施工費用:10万円~30万円

給排水の配管工事や電気工事、換気扇の設置などにかかる費用です。

在来工法の浴室を設置する費用

高級感のある在来工法のバスルームの画像

在来工法のお風呂は自由にデザインできる点が魅力ですが、その分コストがかかります。総額の目安は100万円〜200万円です。

設計・デザイン費:10万円~30万円

オーダーメイドのため、設計を行う費用が発生します。

本体価格(設備・材料費):50万円~150万円

浴槽や壁材、床材の種類によって費用が変わります。タイル張りや天然石を使用する場合、コストが高くなることがあります。

施工費用:30万円~70万円

現場で一から作るため、大工工事、左官工事、防水工事、配管工事などが必要になります。

費用が増えるケース

解体作業がある場合

在来工法のお風呂を撤去して新しく作り直したり、ユニットバスに変更したりする場合には、解体費用がかかります。

既存の壁や床、配管を撤去し、処分する費用の目安は10万円〜30万円です。
また、古い床や壁の下地が傷んでいる場合は、補修費用として5万円〜20万円が追加で必要になります。

浴室を広げる場合

壁を壊して浴室を拡張する場合、追加で20万円〜50万円かかることがあります。

給湯器の交換が必要な場合

給湯器の性能によって異なりますが、10万円〜30万円程度の費用がかかります。

バリアフリー対応をする場合

手すりの設置や床の段差をなくす工事を行うと、5万円〜20万円程度の費用が発生します。

お風呂のリフォーム7ステップのフロー図

お風呂のリフォームは「準備→施工→完成」というシンプルな流れに見えますが、実際にはいくつもの工程があります。はじめての場合、どこから始めればよいのか迷うこともあるでしょう。
ここでは、スムーズにリフォームを進めるための手順や、各段階で必要な準備について説明します。

① 現状の確認・相談

お風呂のリフォームを考えたら、まず施工業者に相談します。電話やWebフォームから問い合わせをすると、現在の浴室の状態やリフォームの目的、予算について簡単に伝えられます。
業者によっては事前にアンケートを用意していることもあり、それに回答すると、より具体的な提案を受けやすくなります。「どんなお風呂にしたいのか」「どこを改善したいのか」など、希望を整理しておくと話がスムーズに進みます。

② 現地調査・プラン作成

施工業者が実際に自宅を訪れ、浴室の状態を詳しく確認します。壁や床の傷み具合、配管の劣化などをチェックし、適したリフォーム方法を提案します。
また、家族構成や入浴習慣を聞きながら、それぞれの家庭に合ったプランを考えます。この時点で、どのような設備を選ぶのか、工事にかかる日数やおおよその費用がわかるようになります。

③ 契約・注文

プランの内容や見積もりに納得したら、正式に契約を結びます。見積もりには、解体費用や設備の価格、工事費用、オプションの料金などが記載されています。不明な点があれば、この時点でしっかり確認しておくことが大切です。
契約後、業者は設備を発注し、リフォームの日程を決めます。注文のタイミングによっては納期が遅れることもあるため、早めの契約が望ましいです。

④ 工事前の準備

工事が始まる前に作業内容やスケジュールを最終確認し、必要な準備を進めます。
既存のお風呂を解体する場合は、仮設のシャワーが設置されることもありますが、基本的に工事中は自宅のお風呂が使えません。
家族で銭湯を利用するなど、代わりの入浴方法を考えておくことが大切です。

⑤ 工事の開始

いよいよ工事が始まります。まず、古い浴槽や壁、床を撤去し、必要に応じて配管工事を行います。システムバスを導入する場合は、工場で作られた部品を現場に運び込み、組み立てる作業が進められます。
在来工法の浴室では、下地作りや防水工事などの工程が必要となるため、工事期間が長くなることがあります。
業者の担当者が進捗をチェックしながら進めるため、不明な点があれば遠慮せずに確認すると安心です。

⑥ 完成

工事が終わったら、業者と一緒にリフォーム後の浴室を確認します。仕上がりに問題がないか、設備が正しく動作するかをチェックし、気になる点があればその場で調整を依頼します。
また、新しいお風呂の使い方や注意点について説明を受けることも大切です。契約内容通りの仕上がりになっているかをしっかり確認した上で、引き渡しとなります。

⑦ アフターケア・日々のメンテナンス

リフォームが完了しても、快適に使い続けるためには定期的なメンテナンスが欠かせません。業者によっては、点検サービスを提供していることもあり、早めに不具合を発見できる場合もあります。
また、浴槽やシャワーの掃除方法、水垢を防ぐコツなどを知っておくと、お風呂をきれいな状態で長持ちさせることができます。

貯金箱と電卓の画像

お風呂のリフォームには費用がかかりますが、補助金制度を活用すれば負担を減らせます。利用できる制度をいくつか紹介します。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

この制度は、家の耐久性を高めて管理しやすくすることで、長く快適に住める環境を整えるためのものです。
お風呂のリフォームでは、防水性能の向上バリアフリー対策構造の補強などが対象になります。たとえば、滑りにくい床材への変更や段差の解消、最新設備の導入などを行う際に利用できます。

対象者

自宅を所有し、長期優良住宅の認定を受けるためのリフォームをする人が対象です。住宅の所有者であれば、共有名義人も含め、原則として誰でも申請できます。

補助内容

補助金の額は工事の規模や地域の予算によって異なります。最大で210万円の補助が受けられる場合もありますが、多くのケースでは20〜50万円程度が交付されることが一般的です。申請時には、耐震性や省エネルギー性に関する計画書などの提出が求められます。

参考:国土交通省 長期優良住宅のページ

子育てグリーン住宅支援事業

この制度は、子育て中の家庭を対象に、環境に優しく安全な住宅への改修を支援するものです。省エネルギー性能の高い住宅の新築やリフォームを進めることで、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目的としています。
お風呂のリフォームでは、エコ機能のある給湯設備への変更や、子どもが使いやすいバリアフリー設計、換気性能や衛生面を向上させる改修などが補助の対象になります。

対象者

子育て世帯と若者夫婦世帯の両方が対象です。

子育て世帯:申請時点で18歳未満の子どもがいる家庭。
若者夫婦世帯:申請時点で夫婦のどちらかが39歳以下の家庭。

補助内容

工事の内容によって補助額は異なりますが、リフォームの場合は最大で40万円から60万円の補助が受けられます。また、申請には「グリーン住宅」としての認定を受けるために、一定の基準を満たす必要があります。

参考:国土交通省 子育てグリーン住宅支援事業

介護保険制度

介護保険を利用すると、高齢者要介護者が安心して暮らせるよう自宅のバリアフリー改修にかかる費用の一部を補助してもらえます。転倒や事故を防ぎ、介護する人の負担を減らすことが目的です。
お風呂のリフォームでは、浴槽の段差をなくしたり、手すりを設置したり、滑りにくい床材に変えたりする工事が対象になります。安全に入浴できる環境を整えるための改修が支援の対象です。

対象者

介護保険の適用を受けている高齢者や、要支援・要介護の認定を受けた人が対象です。具体的には、要支援1〜2または要介護1〜5の認定を受けた人が申請できます。場合によっては、その家族も支援の対象となることがありますが、改修の対象となるのは基本的に認定を受けた本人です。

補助内容

改修工事にかかる費用の一部が補助されます。支給される金額の上限は20万円で、自己負担額は所得に応じて1割から3割となります。
申請時には、介護認定証のほか、改修が必要な理由を記載した書類や、ケアマネジャーが作成する計画書などを提出する必要があります。

お風呂のリフォームは、安全で快適な入浴環境をつくるために役立ちます。
システムバスと在来工法の違いを理解し、費用の内訳や補助金制度を上手に活用することで、理想の浴室に近づけることができます。施工前の準備をしっかり行い、信頼できる施工会社を選ぶことも大切です。

当社では、お客様の希望に合わせた最適なリフォームプランを提案しています。
気になることがあれば、ぜひご相談ください。快適なお風呂づくりを全力でサポートいたします。

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