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用語集

三和土 (たたき)

土(赤土や砂利など)に、消石灰とにがりを加えて固めた建築材料です。
3つの材料を使うことから「三和土」と呼ばれています。

三和土は日本の伝統的な建築で古くから使われており、とくに神社や寺院、住宅の土間や玄関部分の床材としてよく見られます。

たとえば、三和土には以下のような特徴があります。
  • 自然素材:自然素材でできているため、足触りが良く、温かみがあります。
  • 耐久性:叩いて固めることで硬度が増し、長持ちします。
  • 通気性:土が湿気を吸収したり放出したりするため、室内の湿度を調整し、快適に保ちます。
  • 防虫・防カビ効果:石灰には殺菌作用があるため、虫やカビの発生を防ぐ効果があります。

  • 現在はコンクリートやモルタルが玄関や土間の仕上げ材として一般的ですが、三和土はその自然素材の美しさや独特の風合いから、再び注目されています。
    そのため、古くからの建築物だけでなく、現代の建物にも再び利用される場面が増えています。

    関連用語

  • 土間
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